この記事でわかること

  • VPSとは何か
  • おすすめVPS

もじゃ君

GogoJungleでよさそうなEAも見つけたしそろそろ稼働しよと思っているんです。

イヌ先輩

じゃあ次はVPSの会社を決めないとね。

もじゃ君

VPSってなんでしたっけ?

イヌ先輩

VPS(Virtual Private Server)は仮想的なプライベートサーバーのことだよ。

もじゃ君

なるほど、1mmもわからないです。

イヌ先輩

VPSを提供する会社のサーバーに自分の使用分を確保して使わせてもらうイメージかな。

もじゃ君

うーん、カプセルホテルみたいな感じですか?

イヌ先輩

う、うーん、まあ一旦そんな感じ、なの、かな?

もじゃ君

でもVPS会社のサーバーを借りるなんて手続きや接続とか難しそうだなー。僕PCとかあんまり得意じゃないんですよね。

イヌ先輩

慣れれば大した作業ではないよ。それにFXのためVPSを提供している会社もあるから、そういうところは結構楽に設定できるんだ。

コンテンツ

1 VPSについて

VPSのメリット

① リスク管理

EAは自宅PCでも稼働は可能です。しかし、必ずPCを立ち上げた状態にしておかなければならず、電源が抜けた、停電になった、自宅のネット回線が切れた、PCで不具合が生じた等により、EAが稼働しない可能性があります。

「たまにEAが稼働しなくても別にいいんじゃない」「少しぐらいなら正常に稼働しなくっても、、、。」と私はEAを始める前に思っていました、、、が、これは絶対にダメです!

インターネット上には、有料無料様々なEAがあります。このほとんどは、利益確定と損切の指値が置かれていると思いますが、EAでは、これとは別に利益確定と損切の条件が設定されていることが多いです。

利益確定や損切については、最高と最悪の設定であって、普段はこの価格に達する前に別条件達成により利益確定、損切が行われるロジックが多いです。

例)

USDJPY 100円でロング(買)エントリー  ➡  利益確定110円 損切90円 に指値が設定

本来はこの価格に到達しないと決済されないが、、、EAに組み込まれたルールにより、、、

USDJPYが105円に達した時にRSIが30を下回っため95円で損切!という決済がなされる。

※RSI:0~100の数値で『買われ過ぎている』か『売られ過ぎている』を表すインジケーター。一般的に70~80を超えると買われ過ぎ、20~30を下回ると売られ過ぎと判断される。

上記において、例えば、エントリーした後に停電や電池切れ等により自宅PCが消えてしまった場合、本来95円(-500pips)で損切されていたのに、90円(-1000pips)まで損失が広がってしまう可能性があるということです(利益に伸びるならいいのに、、、)。

ということで、EAを常時正常に稼働しておくことは、利益を積み上げていくことにおいて、非常に重要なのです!

そこで、自宅で稼働するよりも会社が提供して管理するVPSの方が安心しますね。

② どこからでもアクセス可能

VPSはPCからリモートで接続することはもちろん可能ですが、スマホやタブレットからも接続が可能です。

具体的な接続方法についてはまた別にご紹介します。

私は個人的にはこのどこからアクセス可能という機能を重宝してます!

特に仕事のために外出する機会が多い方には必須と言っても過言ではありません(; ・`д・´)

アクセスしたくなるのは以下の時等です。

  • 稼働しているか確認するため
  • 設定が誤っているとき
  • 急遽止める必要があるとき   等

EAは、ものによって止めたり稼働したり操作する必要がある場合があります。

その操作を忘れていたり、誤っていた場合には、外出先では自宅にあるPC操作ができません。

そこで、常に携帯しているスマホから接続して操作できることはとても大きなメリットになります!

これにより今まで何度命を救われたことか(*”ω”*)アリガタヤー

③ 柔軟なスペック・環境変更

VPSを提供する会社では、用途によって複数のプランがあります。

以下は「お名前.COM」の例ですが、メモリに応じて金額が設定されます。

最初はMT4を1個稼働するところから始まると思いますが、続けていくとMT4の個数が増えていくと思います。

もしPCを購入してEAを稼働する場合、メモリを増設するなんてこと難しいですが、VPSであればプランを変えるだけで対応が可能です。

このように、スペックの変化にも対応できるところもメリットだと思います。

VPSのデメリット

① コストがかかる

やはりまずはVPSの利用料金がかかる点はデメリットですね。

自宅のPCの場合、既にあるPCを利用するなどであれば、コストはかかりませんが、新たにVPSを契約するのであれば、コストはかかってきます。

更に、スペックがいいものは更にコストがかさんできますので、オーバースペックにならないよう注意が必要です。

② 設定までに一定の労力がかかる

VPSを契約して、設定する等の労力は最初のみかかりますが、以降は基本的にかかりません。

③ VPS提供会社の選定

VPSを提供する会社はたくさんありますが、使ってみないとわからないところは色々あります。

仮にA社とB社で同じメモリ・容量であっても、実際に使ってみるとB社の方が遅くて、EAが勝手にはがれたりするなどの違いがあることがあります!

なので、どこの会社を使うか選ぶ労力もかかると思います!

2 国内VPS提供会社

提供会社支払い期間月額キャンペーン
割引
メモリSSDその他費用時間課金
プラン
ConoHa3月払い
12月払い
2,420円
2,420円
時間課金と比較
して最大10%OFF
2GB100GB770円/月
ライセンス
あり
お名前.com1月払い
3月払い
3,762円
3,696円
初回支払割引2.5GB120GB無料なし
Xserver1月払い
12月払い
2,200円
2,090円
初回利用料金
最大30%OFF
2GB100GB990円/月
ライセンス
なし
ABLENET1月払い
12月払い
2,397円
1,936円
メモリ増量中
初回支払割引
2GB60GB1,250円/月
ライセンス
なし
シン1月払い
12月払い
2,750円
2,200円
最大50%OFF2GB80GB無料なし
Winserver1月払い
12月払い
2,255円
2,090円
2週間無料2GB150GB880円/月
ライセンス
なし
使えるねっと1月払い
12月払い
8,800円
7,920円
4GB100GB2,530円なし
さくら インターネット1月払い
12月払い
2,310円
2,118円
2GB100GB1,100円/月
ライセンス
なし
※ 月額は割引前の金額を表示

MT4はWindowsを選択する必要がありますので、上記表はWindowsを想定した金額となっております。

コストはかかりますが、お名前.comはFX専用のVPSが用意されており、とても使いやすいです。私も最初はお名前.comを利用して、慣れたころに別のVPSにお引越ししました。

ConoHaは月額契約のほかに時間課金型の契約があります。時間課金は長期契約をする前に、プランの使い勝手を確認することが可能です。そのため、事前に稼働を想定する数のMT4を設置して不具合が生じないか確認してから安心して契約ができます。

個人的には、全てのVPS会社に時間課金を導入して試用できるようにしてほしいです!!!

もじゃ君

VPS提供会社はこんなにたくさんあるんですね!

イヌ先輩

そうなんだよ。価格もスペックもそれぞれだから本当に使って見ないとわからないんだ。

もじゃ君

どれを使ったらいいか迷うな~。

イヌ先輩

もじゃ君はVPS設定とか苦手なんだよね?

もじゃ君

そうですね。できれば手間が少ない方が、、、

イヌ先輩

手間を少なく、簡単にということであればお名前.comがおすすめかな。コストはかかるけど。

もじゃ君

そうですね。一旦、お名前.comから始めたいと思います!

イヌ先輩

ちなみに、これは私の経験談だけど、2.5GBプランでMT4を5つ稼働できたよ。

もじゃ君

オフィシャルサイトには2個が推奨となってましたけど!?

イヌ先輩

推奨以上のMT4を稼働することも可能ではあるよ。ただ、これで不具合が出ても自己責任になるけどね。

もじゃ君

なるほど。できればリスク管理のためにMT4を3つに分けて稼働したいと思っていたので、2.5GBで初めてみようかな。

イヌ先輩

最初は2個で稼働を始めて問題なければ少し増やしてみるのも手だよね。

もじゃ君

ありがとうございます!早速契約して稼働を開始してみようと思います!