この記事でわかること

  • 取引するまでの簡単な流れ
  • ボーナス等の特典について
  • FXの注文方法

もじゃ君

この間はイヌ先輩にレバレッジやスワップについて教えてもらったし、よし!早速取引をしてみよう!!

イヌ先輩

ちょ、ちょ、ちょ待って、もじゃ君!だからまだ早いって!

もじゃ君

あ、イヌ先輩!こんにちは!もうイヌ先輩からは学ぶことは全て学んだと思います!

イヌ先輩

その自信はどこから湧いてくるんだい?

もじゃ君

じゃあ早速、、、。ん?イヌ先輩、、、取引ってどうやるんですか?

イヌ先輩

そうなるだろうね。まずFX会社に口座を作る必要があるんだよ。

もじゃ君

口座?僕はもう銀行口座ならいくつか持ってますけど。それを使ったらダメなんですか?

イヌ先輩

銀行口座とは別物だね。新しくFX会社を利用する時は新しく取引用の口座を開設しなければならないんだ。

もじゃ君

例えば、国内のJFXで取引したいとなった場合、そこで口座を開設するということですか?

イヌ先輩

うん、そのとおり。開設はインターネットできるよ。早速話していこうか。

コンテンツ

1 FXで取引するまで

FXで取引をするにはどのような手順を踏んでいくんでしょうか。FX会社は国内、国外さまざまありますが、大まかな流れはほとんど同じです。

※プラットフォームは、スマホアプリで使用する場合や、MT4・MT5等をダウンロードするタイプと、WEB上で使用するタイプがあります。そのため、取引にダウンロードが必要な場合もあるため、括弧書きで記載しています。

口座開設(本人確認)

口座開設は基本的に、FX会社のホームページからインターネット上で行います。

一般的な個人情報入力から、総資産や取引予定の金額、投資の経験等の入力が求められることが多いです。

総資産や投資金額が低いと開設を断られない?

私は、FXを始める頃、投資資金が20万円程度でしたが、素直に入力しても口座開設が断られることはありませんでしたので、総資産や投資資金を多く入力するなどは不要かと思います。


提出書類としては、運転免許証やマイナンバーカード等の本人確認書類のほか、住所確認のための住民票や公共料金の請求書等も提出が求められることがあります。これら書類も、基本的にはスマホで撮影した写真をアップロードすることにより提出が可能となりますので、口座開設・本人確認は慣れればすぐに終えることができます。

個人情報の登録が終わったら、FX会社で審査が行われます。審査を終えて、口座が開設されるには、大体、当日中から数日間かかることが多いです。開設後は、郵便又はメールでIDやパスワード(自分で設定しない場合)が送られてきますので、そこでログインができることになります。
(FX会社によっては、先に口座開設をした後、本人確認は後で行うパターンもあります。)

入金

さて、無事に口座が開設できたら、次は入金をしましょう!

入金と聞くと、「銀行から振り込むのかな?」と一般的に考えますよね。もちろん、銀行からの入金は可能ですし、海外のFX会社であればクレジットカードによる入金や、仮想通貨による入金などが可能なFX会社もあります!ただ、最初はきっと銀行からの入金を選択されると思いますので、そちらについて簡単に確認してみましょう。

国内FX会社への入金

銀行から国内FX会社への入金方法については、2通りの仕組みがあります。1つは通常の銀行振込、もう1つはクイック入金と呼ばれるものです。

通常の銀行振込の場合、開設したFX会社のページなどから、振込先の銀行口座等を確認し、銀行の窓口やATM等から振り込むことで、FX口座に入金され、証拠金としてトレードすることが可能となります。通常の銀行振込のため、平日の15時以降や土日祝日に振り込みを行った場合、すぐには反映されないこともあります。特に、最初の頃は、「本当にこれで入金されるの?」「ちゃんと入金が反映されるかな。」と不安になる方もいると思いますので、通常の銀行振込の場合は、銀行営業時間に振り込んだ方がいいと思います。

クイック入金とは、FX会社が提携している金融機関のインターネットバンキングなら、ほぼ24時間すぐに入金を反映させてくれる入金方法です。そのため、多くの方はこちらを利用して入金されていると思いますし、私もこちらで入金をしています。インターネットバンキングをお持ちの方やインターネットバンキングを作ることに抵抗がなければこちらのほうが楽かと思います。
なお、操作は通常の銀行振込とは違いますが、慣れれば簡単な作業です。

海外FX会社への入金

海外FX会社の入金方法は、先ほどのとおり、銀行振込以外にもクレジットカード、仮想通貨などによる入金等様々ですが、私はいつも銀行振込による入金を行っています。

「海外のFX会社への振込ということは、海外の銀行に送金するの?」という心配をされる方もいるかもしれませんが、私が今まで入金をしたFX会社はどこも国内の銀行への振込でした。振込名義人に口座番号を入力する、アルファベッドやカタカナで入力する等、各FX会社で多少の違いはありつつも、難しいことはほとんどありませんので、ご安心を😊

もじゃ君

意外と簡単にできるんですね!

イヌ先輩

そうだね。今後、FXをやっていくうえで、きっと色々なFX会社に口座を持つと思うけど、ログインやパスワードはしっかりと控えておくんだよ。

もじゃ君

確かに!どこのFX会社はこれっていうのをメモしないと、ログインできないとかになってしまいますもんね!

イヌ先輩

ところでもじゃ君は、どこのFX会社を利用するかもう決めたかい?

もじゃ君

うーん、国内も海外もそれぞれいいところがあって、悩んでるんです。

イヌ先輩

口座開設は無料だし、とりあえず両方作っておいたらいいと思うよ。それぞれの特典もあるしさ!

もじゃ君

口座開設に特典なんてあるんですか?!

イヌ先輩

国内と海外で特典の内容が違うから、そこも今回話しておこうか。

2 開設・入金の特典(ボーナス)

国内外の特典(ボーナス)

国内FX会社、海外FX会社はできる限りスプレッドを狭めたり、入出金を早くしたり、使い勝手の良いプラットフォームを提供したり、色々な方法でユーザーを獲得しています。その一つの方法に、口座開設や入金に伴う特典(ボーナス)を掲げている会社が国内外問わず、多くあります。投資資金が少ない場合はこちらの特典(ボーナス)を利用することにより効率的に稼ぐことができると思います!私も特典(ボーナス)目当てで様々なFX会社の口座を作成しました。

最初の頃は、「こんなたくさん口座を作っていいのかな。」「ボーナスだけもらったらFX会社から怒られるかな。」等考えていた時期もありましたが、今のところ、特に何も不都合はありません。強いていうのであれば、パスワード等の管理がやや大変かなというところです。ですので、もし、気になるFX会社に特典(ボーナス)があればいろいろと開設してみてもいいかもしれません。

国内FX会社の特典(ボーナス)

国内FX会社のHP等を見ていると、「口座開設で3,000円プレゼント」や「開設後1万通貨取引で2,000円キャッシュバック」等を掲げている会社が多くあります。口座開設はもちろん、1回の取引であれば、大きな損失を被ることもありませんので、実質、ほぼノーリスクでキャッシュバックをGETすることが可能です!口座開設ボーナス等の特典を狙う場合はしっかりと条件を確認しておきましょう✨

このほかにも、ヒロセ通商などでは、和牛をプレゼントというキャンペーン等も開催されたりしています。条件は1,200万通貨以上の取引等、手持ちが少ないうちは中々厳しいと思いますが証拠金が増えてきたら狙ってみてもいいかもしれません。

イヌ先輩

参考に特典について掲載している会社のリンクを貼っておくね。

海外FX会社の特典(ボーナス)

国内FX会社は、口座開設や取引でキャッシュバックもあり、基本的にスプレッドが狭い(スプレッドの話はこちらを参照【FXってなに? ~ レバレッジとロスカットとスワップポイント 1 レバレッジはどのように利用する? 「スプレッドとは?」】)、そのうえ、海外FX会社より安心して利用ができるため、海外FX会社を利用するメリットはどこにあるのか、と思いますよね!?

海外FX会社のメリットとしては、レバレッジが大きいことを【FXってなに? ~ レバレッジとロスカットとスワップポイント 1 レバレッジはどのように利用する?】でお話しておりますが、そのほかにも海外FX会社を利用する大きなメリットがあります。それが、ボーナスです!

ボーナスは、出金ができないお金のようなもので、会社によっては口座開設、入金時に付与されます。口座開設ボーナスがあれば、入金不要で取引を行うことも可能ですので、初心者の方や使い勝手を試す際には、是非有効に活用しましょう。
口座開設ボーナスは、数千円から多いところでは30,000円等の会社もあります!期間限定のキャンペーンで実施されることもありますので、twwiterや公式HP等を随時チェックしましょう!

「開設ボーナスといっても、多くて30,000円か。」と思われるかもしれませんが、口座開設ボーナスよりも入金ボーナスが素晴らしいです😊

入金ボーナスとは、利用者が入金をした額を基準に一定の割合でボーナスが付与されるものです。割合は各会社で違い、上限もそれぞれ異なります。

50%ボーナス 上限20万円

  • 10万円入金した場合 10万円×0.5 = 5万円ボーナス
  • 50万円入金した場合 50万円×0.5 = 25万円は上限超えているため 20万円ボーナス

「ボーナスは、あった方が良さそう!入金ボーナスがあるFX会社を開設しよう!」と思いますよね?ここで、一点だけ注意点があります。それは、クッション機能があるか、ないかです

クッション機能の有無

海外FX会社からもらったボーナスには、会社によって、クッション機能がある場合とない場合があります。ボーナスをうまく使ってトレードをしたいと考えるのであれば、必ず、クッション機能ありのFX会社を選んでください🫡

ここでは、入金ボーナス100%のFX会社に10万円を入金し、入金額10万円+ボーナス10万円分が口座にあること、使用しているFX会社が0%になったらロスカットすることを想定して、違いを見てみましょう。なお、ボーナスは基本的に出金ができませんので、10万円入金後、ボーナスと合わせて20万円出金するということはできません。

クッション機能あり

クッション機能がある場合で、100,000円の損失がありました。取引で生じたマイナスは入金額から先に充てられていきます。そのため、入金した100,000円が0円になり、クッション機能がある場合は、100,000円分のボーナスが残ります。更に、残ったボーナスを証拠金として、ボーナスのみで取引を行うことが可能です。

なお、下図の青色の部分は出金が可能なことを表しています。

残ったボーナスで取引を行ったところ、更に50,000円の損失が生じましたので、50,000円分のボーナスが残りました。

残ったボーナス50,000円分で取引したところ、110,000円の利益を得られました。その場合、ボーナスはそのままで、出金可能な利益分が110,000円となります。

上記の例を見るとわかりますが、取引では、損失150,000円利益110,000円のため、結果としてはー40,000円となっています。しかし、不思議なことに、出金可能額は当初入金額(100,000円)と比較して、+10,000円と増えています😍これがクッション機能があるボーナスの利点で、出金できない以外は入金額や利益額と同じく利用できるのです。

クッション機能なし

クッション機能がある場合で、100,000円の損失がありました。クッション機能ありと同様、取引で生じたマイナスは入金額から先に充てられていきます。そのため、入金した100,000円が0円になるとともに、ボーナスも消滅します。クッション機能がない場合、損失をボーナスで相殺することも、ボーナスのみでトレードすることもできません。証拠金としてボーナス分増加しているため、その分、レバレッジを上げてトレードすることや一定条件を満たすと、出金が可能となる等のメリットはありますが、資金が少ない間はクッション機能ありを当てにしましょう!

クッション機能

  •  クッション機能があれば入金額等を超えた含み損にも耐えられる
  •  クッション機能があればボーナスのみで取引が可能
  •  クッション機能のあるボーナスは出金できない以外、入金額等と同じ

もじゃ君

手持ちの少ない僕からすると、ボーナスは海外FX会社の方が豪華な感じがしますね!

イヌ先輩

そうだね、そこがリスクをとっても海外FXを利用するメリットだね。もう一度言うけど、海外FXでボーナスをあてにするなら、クッション機能はありの会社を選ぼうね!

もじゃ君

クッション機能ありでゼロカットならなんとなく利益が出せそうな気がします!

イヌ先輩

まさにそうなんだけど、注意しなければいけない点もあるよ!例えば、両建てやボーナスとゼロカットを利用したギャンブルトレードがボーナスの悪用とみなされる場合だね。

もじゃ君

両建て?ギャンブルトレード?

イヌ先輩

両建てとは、例えばドル円を買い・売り両方持つことだね。この場合、本来なら利益なんて出ないんだけど、ボーナスがあると、ボーナス分が利益となるため、禁止されているんだ。

もじゃ君

なるほど、そんな利用のされ方もあるんですね。

イヌ先輩

ギャンブルトレードは大きな指標等のタイミングでボーナスを利用して0か100の取引を行うことだよ。こういうことを繰り返すと、出金停止等で折角の利益のほか、運が悪ければ元本さえも却ってこなくなる可能性があるね。

もじゃ君

利用方法については要注意と言うことですか、、、。

イヌ先輩

とはいえ、ボーナスが有用であることは間違いないからね。規約に違反しないように利用していこう。

3 FXの注文方法

もじゃ君

よし、入金も済んだし、取引をしようかな。うん?注文方法?成行注文?指値注文?LOT?

イヌ先輩

取引方法について悩んでいるみたいだね?

もじゃ君

そうなんです!もう心が折れそうです、、、。

イヌ先輩

確かに、最初は少し戸惑うかもしれないね。でも国内でも海外でも注文方法は似ているし、一度わかるとそれほど苦にならないからしっかり覚えておこうね!

さて、入金したらすぐに取引が可能ですが、注文する前に、決めておかなければならないことがあります。

  • どの通貨ペアを取引するか
  • 何LOTで取引するか
  • どの種類の注文をするか
  • どうなったら決済するか

➊ どの通貨ペアを取引するか

取引するにあたっては、取引する理由が必要ですよね。TV・ネットニュースやSNSの情報等のほか、チャートが特定の条件を満たした場合等、様々な理由で世界中のトレーダーが取引をしています。例えば、日本銀行が利上げをするといった場合、一般的に円の価値が上がる可能性が高くなりますので、円を買おうと考えます。では、どの通貨ペアで買うべきか?というのも、円とペアになっている通貨はたくさんあります。例えば、「USD/JPY(米ドル/日本)円」「EUR/JPY(ユーロ/日本円」「GBPJPY(ポンド/円日本)」等の聞き覚えのある通貨ペアから、「TRY/JPY(トルコリラ/日本円)」「ZAR/JPY(南アフリカランド/日本円)」等のあまり馴染みのない通貨ペアまでたくさんあるため、どの通貨ペアで取引するかを決める必要があります。
注意 として、「TRY/JPY」「ZAR/JPY」はそれぞれ、トルコと南アフリカの通貨と日本円のペアになりますが、トルコや南アフリカのことを皆さんどれだけ知っていますか?トルコや南アフリカの情報は知ろうと意識しない限り、なかなか知る機会がないと思います。一方でアメリカやヨーロッパ等の情報はテレビでも流れますし、ネットニュースやSNSでも比較的多く流れていますね。
ここでお伝えしたかったのは、どの通貨ペアで取引するか悩んだ場合、なるべく知っている通貨で取引しないと思わぬ損失を被る可能性があるということです!

筆者の体験記

実際に私も、安いのにスワップポイントが高い「TRY/JPY」を見つけて、スワップポイントももらいつつ、値上がりすれば更に利益が得られると思って飛びつきました!しかし、結果としては大損失😥トルコはインフレ(物価高)になっているにも関わらず、大統領が利上げを否定しているため、ずるずるとトルコリラの価値が下がってしまっているのです。そんな情報は全く知らず、チャートやスワップの情報だけで取引したことが損失の理由です。そのため、始めたばかりの時は、「USD/JPY」等の身近な通貨ペアを選択する方がいいかと思います。

❷ 何LOTで取引するか

LOTとは取引量の単位を表すものですが、こちらは国内FX会社、海外FX会社で違いますし、口座の種類でも違うことがあります。以下を参考にしたうえで、事前に1LOTの基準を確認しましょう。

国内FX会社

国内では、「1LOT=10,000通貨」が基本となり、これを基準として、「10LOT=100,000通貨」「0.1LOT=1,000通貨」となります。このような場合でも、「TRY/JPY」「ZAR/JPY」等一部の通貨ペアが「1LOT=100,000通貨」となっていることもあります。また会社によっては、「1LOT=1,000通貨」が基準となっている会社もありますので事前に確認が必要です。

海外FX会社

海外では、「1LOT=100,000通貨」が基本となり、これを基準として「10LOT=1,000,000通貨」「0.1LOT=10,000通貨」となります。このほか、「XM Trading」のmicro口座では、「1LOT=1,000通貨」を基準として取引が可能となる口座の種類もあります。このような口座は、証拠金が少ない場合にはとても重宝しますね。
特にEA(自動売買)を使用する場合、『推奨証拠金といって、このぐらいの証拠金で使ってね』という金額が設定されていることがほとんどです。例えば、「1LOT=100,000通貨」基準で証拠金500,000円が必要なEAの場合、「1LOT=1,000通貨」基準の口座で使用するには、証拠金は5,000円で済みますね。

➌ どの種類の注文をするか
➍ どうなったら決済するか

FXにおける基本的な注文方法は、3種類あります。

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
成行注文

成行注文は、現在の価格で売買する注文です。

こちらが現在の価格として、買う(ロング)場合、「135.235円」程度で買えます。一方で、売る(ショート)場合「135.216円」程度で売れます。
FX会社によっては、BUYが「ASK」、SELLが「BID」と記載されています。
※ 上記で程度と記載したのは、注文してから約定するまでに値が変わっている可能性があるためで、これをスリッページといいます。SNS等では、「滑った」等と表現されます。

指値注文

指値注文とは、レートが現在のレートより有利な価格に達した時に執行される注文です。仕事等でチャートが見れない時などにお勧めです。

【新規(買い)注文】
買いたい(ロング)場合、約定価格が安ければ安いほど有利ですよね。そのため、ここまで安くなったら買いたいという場合に使用する注文方法です。

【新規(売り)注文】
左図では、買い(ロング)を想定していますが、売り(ショート)の場合は、逆に約定価格が高ければ高いほど有利ですよね。そのため、ここまで高くなったら売りたいという場合に使用する注文方法です。


【決済(買い)注文】
売って(ショート)いる場合、決済価格が安ければ安いほど有利ですよね。そのため、ここまで安くなったら決済したいという場合,つまり利益確定の際に使用する注文方法です。

【決済(売り)注文】
左図では、売り(ショート)を想定していますが、買って(ロング)いる場合、決済価格が高ければ高いほど有利ですよね。そのため、ここまで高くなったら決済したいという場合、つまり利益確定の際に使用する注文方法です。

逆指値注文

逆指値注文とは、レートが現在のレートより不利な価格に達した時に執行される注文です。仕事等でチャートが見れない時などにお勧めです。

【新規(買い)注文】
買いたい(ロング)場合、約定価格が高ければ高いほど不利となります。にも関わらず、ここまで高くなったら買いたいという場合に使用する注文方法です。

【新規(売り)注文】
左図では、買い(ロング)を想定していますが、売り(ショート)の場合は、約定価格が安ければ安いほど不利となります。にも関わらず、ここまで安くなったら売りたいという場合に使用する注文方法です。

【決済(買い)注文】
売って(ショート)いる場合、決済価格が高ければ高いほど不利となります。にも関わらず、ここまで安くなってしまったら決済したいという場合,つまり損切りの際に使用する注文方法です。

【決済(売り)注文】
左図では、売り(ショート)を想定していますが、買って(ロング)いる場合、決済価格が安ければ安いほど不利となります。にも関わらず、ここまで安くなってしまったら決済したいという場合、つまり損切りの際に使用する注文方法です。

わざわざ不利になるタイミングで新規の逆指値注文を出すっていうのはどういう意味?

テクニカル分析の中ではこのレートを超えたら一気に値が動くと予想される場合があります。そのような時には、あえて現在レートより高い(低い)価格になったときに買い(売り)たいと考えることがあり、そのような価格の付近に逆指値をおいて、特定のレートを超えた時に現れる値動きに乗っかるという手法もあるためです。

もじゃ君

注文方法も複数あるんですね!特に、指値と逆指値は、仕事でチャートが見れない僕にとっては、助かりそうです!

イヌ先輩

そうだね、特に逆指値はFXで重要とされている、損切に利用されることが多いため、十分理解が必要だね。

もじゃ君

僕も仮想通貨をやっていた時は、損を限定することができずにずるずる損失が膨らんでいっちゃってましたね。

イヌ先輩

FXでは、初めてから間もなく、多くの人が退場していくんだ。だから、当面は相場から退場しないことが凄く大切だよ。

もじゃ君

デモトレードによる練習でしたっけ?

イヌ先輩

デモトレードによる練習も重要だけど、どちらかというと、操作に慣れることが目的で、取引を続けるには、資金管理とメンタルコントロールが重要だよ。

もじゃ君

資金管理とメンタルコントロール、、、。なるほど、どちらも全然自身がないですね。

イヌ先輩

じゃあ、次回は資金管理とメンタルコントールについて話していこうか!

もじゃ君

よろしくお願いします!